これで10記事目だー!!
なんか嬉しい感じの回に、ちょっと悲しい投稿。
ラーちゃんに、腫瘍が見つかったって話。
まず、ラーちゃん⁉︎ って感じだよね。
この子です。白文鳥のララ。 かわゆい。
(自分の羽毛で遊ぶラーちゃん)
ピピとララの2匹で飼い始めたんですが、ピピは4月に亡くなってしまいました。
そのときのことは、奥さんが記事にしてくれてるので、よかったら。
6年飼っていた文鳥とお別れして感じたこと - いまのわたしにできること~看護師りえのワーキングママブログ~
奥さんみたいに、死んじゃってから記事を書くのは、湿っぽくなりそうなので、今の内に記事にしとく。
まだまだ、ラーちゃんが元気な内に!
異変
最近、ラーちゃんが肩にとまってくつろいでいるときに、聞きなれない音が聞こえるようになったんです。
「プツ プツ プツ」って
嫁さんとなんだろうね? って話してて、調べてもよくわからず。
ちょっとアイリング(目の周り)やクチバシの色が薄いかも? ってくらいでパッと見、いつもと変わらない。
ただ、ピピが亡くなったときもそうだったんですが、不調が見て取れるようになってからでは、手遅れになる可能性が高いので、翌日病院に連れて行くことなりました。(不調を隠すのがうまいんです! 自然界では、弱ってる=外敵に襲われる)
奥さんは用事があるらしく、ぼくが行きつけの動物病院に連れて行きました。(いつも奥さんに任せっきりだったなぁ)
この動物病院がそこそこ遠いんですよぉ〜!! 車で1時間ほど。
ワンちゃんネコちゃんの動物病院は、割と近くにあるんですが、文鳥を見れる動物病院って少ないんです。
ラーちゃんを移動用の小さなカゴに移し替えて、車に乗り込み、いざ出発!!
このときは、特になんともないと思っていました・・・
爆弾を抱えている
外傷が無いので、触診して、
「とりあえず、レントゲンを撮とります」って。
これまでも、何度かレントゲンを撮っていたので、慣れましたが、初めてのときは、
文鳥ってレントゲン撮んの⁈
ってビックリした思い出があります。(過去に入院したときは、治療費でもかなりビックリさせられたw)
レントゲンを見ながら、
「プツプツ音の原因は甲状腺の病気で、この病気自体は、お薬と、エサを変えれば良くなるよ。ちょっと太り気味なので、エサを注意するように」とのこと。
続けて、
「最後にちょっと、深刻な話なんですが」
なになに⁈ 深刻な話⁈ やな感じ
「ここに腫瘍がある。それもかなり大きい。爆弾を抱えてるような状態」
って切り出されたんですね。
えっ⁈ って感じ。信じられないというか、信じたくないというか・・・
あまり心配してなかったので、かなりショックでした。
先生との会話の中で、手術が出来ないこと。腫瘍が回復する見込みがないことが告げられました。(こんなにちっちゃい体じゃ手術は無理だもんね・・・)
レントゲンだけでは、正確な腫瘍の位置や、今後の治療方針を決めるのが難しいようで、薬で甲状腺の治療をしたのち、バリウム検査をするのがいいのでは? って流れに。
ここでちょっと、バリウムってのが気にかかりまして。
バリウムって人間でも嫌じゃないですか? ぼくは、まだバリウム飲んだことないんですけど、ラーちゃんの負担になるようなら、やめたいって思ったんですよね。
先生は、「バリウム検査自体は、そこまで負担にならないよ」って教えてくれたので、それならってことで、甲状腺の回復具合を見て、実施することを了承しました。
薬を処方してもらって、家に帰り、奥さんにありのままを説明しました。
平常心を装って考えないようにしていたんですが、「いつ死んでしまうのだろう?」 「もしかして近かったりするのかな?」 そう考えた瞬間、ララの死を身近に感じて、とても悲しく、愛おしい気持ちになりました。
今後のラーちゃん
いくつか先生から制限するよういわれました。
まず、腫瘍を刺激しないように、
「放鳥は1日5分程度」っていわれたんですよー!!!
流石に、これは、かわいそ過ぎる!!!
ララ飛び回るのが好きなんですよ。
放鳥の楽しみを奪われてまで、長生きしたいのかなって? 嫁さんと話し合って、今は少し長めに出すようにしちゃってます。(先生ごめん)
次に、食事の指導で、
「今あげてるごはんは少しずつ減らして、最終的にペレットのみにしましょう」ってさ。
ラーちゃん、このマニアシリーズ大好きなんですよ!(文鳥専用なだけあるわ!!! って食べっぷり)
剥いて食べるのが好きみたい。
人間でいうとこの、歯ごたえを楽しんでる感じかなぁ。
だからさぁ、ラーちゃんの楽しみなごはんを減らすのが心苦しい。
ちなみにペレットはこれ。
ペレットって栄養は満点だけど、食べる楽しみがない! ような、無機質な感じがするんだよなぁ。なんかおいしくなさそうでしょ? (勝手な主観)
文鳥も人間と一緒で、噛み応えや味など、好き嫌いがあるんですよね。
申し訳ないけど、少しでも長生きしてほしいから、マニアシリーズは減らさせてもらうよ。ごめんよラーちゃん。
大切なものは、無くなりそうになったり無くしてから気付く
いつも元気に飛び回っていたララ。
帰ってくると文鳥キックを繰り出します!
(出せ!! とキックを繰り出すラーちゃん)
放鳥すると、決まって頭に乗っかってくるんです! 頭、止まりやすいんだろうな。
(ぼくの鳥の巣っぽい頭に不時着するラーちゃん)
頭にうんちされるのは嫌なので、頭から肩にそっと止まらせます。
するとくつろぎだして、寝るんですよー。大福みたいに丸くなって。
手乗りで育ったので、ほぼ警戒しません。
寝るだけなら、カゴの中でもいいじゃんって思ってたんだけど、一緒に居たいんだなと、理解できるようになりました。かわいいヤツですね。
突然、死が身近に感じられると、もっと色々やってあげられたのかな? なんて考え出して、優しくなるんですよね。
そんな自分が、すごく嫌だなぁって反省してます。
普段から、もっと大事に思ってあげなきゃいけませんよね。
ラーちゃんのうんちを掃除するとき、いつもは、ブツブツ文句言いながら掃除してたんですよ。
「うんちプリプリし過ぎぃー! オムツつけるぞー」なんて冗談いいながら。
でも、これが、掃除できなくなる日が近いのかなぁ? なんて思うと、なんだかとても寂しくなるんですよね。
いつもは嫌々やってるうんち掃除も、嫌じゃなくなりました。
むしろ、うんち掃除頑張るから、うんちし続けて! って思ってしまう今日この頃。
文鳥って手のひらで握れるサイズで、とってもコンパクトなんですが、ぼくの胸にポッカリ開けられた穴はとっても大きいんですよね。
自分勝手なのは分かってるから、少しでも長生きしてほしいなぁ。
今日を元気に迎えられることは、あたりまえじゃない
ラーちゃんが思い出させてくれました。
自分が元気でいられること、家族が元気なこと、当たり前に感じがちだけど、当たり前じゃないんだよって。
だから、しっかり感謝の気持ちを伝えようと思いました。
自分も含めて、誰でもいつ死ぬか分かりませんよね? だからいつでもありがとうをいい忘れずにいたいんです。
感謝の気持ちって、言葉に出すの をためらう場面がありませんか? 身近な人だと恥ずかしく思えたりしますよね。普段からいい慣れてない人は、特に意識して感謝の気持ちを伝えるようにしてください。
あと、マンネリで、ありがとうをいわなくなっちゃうのは、1番気をつけたいですね!!!
両親やパートナーにありがとう! いってますか?
ありがとうって幸せの言葉ですよね。
いった方も、いわれた方も、気持ちがいい。
いい忘れたことを後悔する前に、何度でもいうようにしましょう。
終わりに
現時点では、元気に見えるラーちゃん。
でも、元気に見えても、腫瘍は体内にあるんですよね。
いつ体調が悪くなるかわからない。
残された時間、自分が出来ることが何なのか? 考えて行動に移していきたいと思います。
(たくさん一緒の時間を過ごして、愛情を注いでいきます)
(ブランコで遊ぶラーちゃん)
今回のように、失いかけて大切さに気付いているようでは遅いですよね。
人は当たり前に感じると、その有り難みや大切さを、つい、忘れてしまうように思います。
みなさんに、家族の大切さを、改めて思い返すキッカケにしてほしい! と思い、記事にしてみました。
家族に支えられていることを忘れずに、感謝の言葉をたくさん伝えてくださいね。
おしまい